ファンロード6月号を読むに、けっこう純粋に「ハンター×ハンター」の再開を祈ってるファンも多いのだねぇ。

いや、まぁ、何。

この長期休載にどういう背景があるにしても、もう富樫先生には別作品を立ち上げてそっちで頑張ってもらった方が、先生にも読者にもためになるよなぁ。

個人的に早く再開しやがれと思っている休載作は、「HH」より、「さきミル」。
おおい、どうなるのよ、最終章。
『新約「巨人の星」花形』ですが。

ネットで感想読んで回った限り、

「違う! 花形は違う!」

「どこの層の腐女子狙いだ、これは!?」

「っていうか巨人の星である必然ねぇ!!」

「謝れ! 梶原一騎に謝れ!!!」

の大合唱ですな。

橋川としても……

電車通学する花形はイメージと違います。
アニメ版オリジナル設定でユウちゃん女の子化しないかな。
サンデー発売日。
「ハルノクニ」のこの展開は、どっかで見たなぁ、と思いつつ、やはりワクワク。
世界中の誰がなんと言おうと、私ひとりだけはお前の独立を認めてやろうじゃないか、ヤマト。

万乗先生の新連載はしょっぱなから主人公が不幸すぎて、もう。

「ハヤテ」はせっかくの学園での話なのに、生徒会長があんまり活躍してないからがっかり。

マガジン。
一歩の痛々しさが、力石亡きあとのジョーを見るようで何だかもう。
そんなに宮田としたかったんかい。
「のび太の恐竜2006」の漫画版を、ちょっとしたきっかけでななめ読み。

なんだかポケモンみたいなアイテムで恐竜たちにバトルさせてるのがいただけない印象。
ピー助を守ろうとして他の恐竜たちを盾に使ってるのび太たちに、違和感を覚えてしまうのは、橋川がファースト世代だからか。

そのファーストでも、例のあのきび団子とかで恐竜を手なずけたりしてはいたけど、主に移動手段として使ってただけだったと思う。
それにしたって後世、ずいぶんと恐竜の分布図に影響を与えたはずではあるけどね。
今やってる「バキ」は、笑うところなのかなぁ。
どうかなぁ。

あと、ちょっと目を離していた「看板無敵娘」が来週最終回ってショック。

「ドカベン」の義経は、あー、もう、こう、なんていうかさぁ。
例えば、「テニプリ」で無理矢理再登場させられた氷帝を見よ、という感じ。

ここ十年、甲子園出場がないらしい明訓に、十数年前にたった一回勝ったことがドラフト1位指名にもつながるんだから、つくづく偉大だよな、明訓高校。
去年、朝青龍の7場所連続優勝が未曾有の快挙と話題になったわけだけど、それに匹敵する成績を寛政の世にすでにやっていた力士がいる。
特に好角家というわけでなくても、名前は聞いたことがあるだろう。
知っているよね、雷電?

雷電為右衛門。
ちなみに広辞苑にも名前が出ている、3人の力士のひとりだそうな。
あとの二人は常陸山と双葉山。

で、いつか描いてくれないかなぁ、と思っていた「修羅の刻」雷電編。
作者も言っている通り、「史上最強力士」という点からは雷電を描いていないので、ところどころ消化不良。
無人の野を行くがごとくの雷電の土俵人生にも、花頂山、柏戸といった好敵手の抵抗はあって、漫画の題材にはことかかないと思うだけに。

谷風が妙に悟った達人みたいに描かれてるのも、なんだか違和感。
取組前に大鐘を両手で振り回して人々を驚かせてみせ、しかし、このせいで取組では腕に力が入らず小野川に不覚を取る――という逸話(真偽はともかく)を持つ豪傑なんだが。
逆に、当時の相撲取りにしては珍しい教養の持ち主であったはずの雷電のキャラクターにも、いささかの不満が残る。

と、まぁ、ここいらへんは相撲ファンから見た不満。

最後に雷電と仕合う陸奥兵衛の登場がかなり唐突で、キャラが立ってるともいい難いわけだけど、それをのぞけば、雷電の生涯と陸奥をうまくからませてたかと思う。
陸奥に男児が生まれず、「陸奥不在」の一時期、雷電為右衛門は確かに無手で最強の男になった、という描き方にも、「無類力士」への一抹の敬意を見る。
雷電の横綱不免許の謎に、どうせならもっと大胆に踏み込んでくれても良かったかな。
前にも書いたけど、橋川が女装美少年といったら「プリティフェイス」の栗見由奈と、「ミントな僕ら」の南野のえるが、長年にわたって東西の両横綱。

むしろこの二人に萌えすぎて「大関不在」が続いてきたわけなのだけど、最近けっこうよさげなのが漫画版「舞乙HIME」のマシロくん(注:←の画像は違う)。

困ったことに、アニメ版のマシロ姫にも萌えなのだな、これが。

漫画版の彼が、アニメ版の性格だったらなぁ、と遠い目をしてみる今日この頃。
で、まぁ、なんとなく、最近のはまりものはこちら。
時代はメイドより執事なのです、橋川的には。
今、「武装錬金」の次に楽しみなジャンプ漫画がこれだったりします。

もっぱらアレンたんにハァハァしてますが。
むしろもうアレンたんの一点買いですが何か。

神田がなぁ、女の子であってくれたらなぁ。
「神田×アレン」も「神田×アレン×リナリー」もありだったんですが。

何で男なんだよぉ!
潜水艦の武装錬金・ディープインプレッション!

うわ、かっけーと思った2ページ後にはあのありさまでしたね。

まぁ、例のあの質量保存の法則によって、武装錬金は巨大なものほど実はしょぼい、というのがファンの間での定説であったりするわけですが。

火渡に対して憎悪を隠そうともしないカズキがちょっと気になります。
かつてのパピヨンにも向けなかったような負の感情なので。

そういや、そのパピヨンは何やってんのよ。

ヴィクター捕捉、決戦だ、とここまでの流れぶったぎるような前回の急展開に、ゲ、まさか打ち切…… となったわけですが、3人組はちゃんとアップルニュートン学院に潜入するのですね。
一安心(していいのかどうか)。
芦辺 拓先生の「時の誘拐」を読了。

ミステリを読んでるんだか、新聞の社説を読ませられてるんだか、時々わからなくなるのをのぞくと、芦辺先生は好きな作家の一人、森江春策も現役名探偵陣の中で5本の指にフェイバレットなわけなんですが。

……これってもしかして「時の密室」も読まないとダメですか?

なんっていうかいろいろ未消化じゃないですか、これ単独だと?
というわけで、「サミー・キーズと消えたゴブレット」を読了。
読んでみようかと思う人に忠告は、絶対原題を見てはいけません。
犯人バラしてます。
まぁ、犯人あてがメインの話ではなく、うすうす察しをつけながら読んでも楽しめましたが。

今回一番の目玉は、実は謎解きでも、ヘザーのいるソフトボール・チームとのプレイオフでも、クライマックスのカーチェイス(!)でもなくて、サミーの人間的成長だったりします。
お尻を針でチクリとやられたからといって顔面をぶんなぐり、いわれのない噂を流されたからといっては盗聴テープを校内放送で流してしかえしと、右の頬をぶたれたら左の胸を撃ちぬけ状態だったヘザーに、はじめて歩み寄りを見せるサミー。
ちょっとじんと来ました。

そんなサミーにつばをはいて答えるヘザーがまた、中1にして汚れ役人生一直線ですが。
いや、やっぱり彼女にそんなあっさりしおらしくなられたら、このシリーズは面白くないわけで。
ガンバレ。

新キャラのホリーも加わり、なにやら恋愛要素もからんで来て、ますます先が楽しみなんだが、そこが翻訳ものの悲しさ。
次が出るのずいぶん先だよなあ。
WJ発売日。
「テニプリ」で出てきましたね、九州の「アイツ」こと千歳タンが。

幸村のタイプの優男を想像していた橋川としては、いきなり性格悪そうでハニュ? だったわけですが、某カミオスキー女史の日記を読んだら喜んでらっしゃった。
じゃ、あれで良いのでしょう、たぶん。

決勝戦の後で3位決定戦をやるってのはどうですか。
あと六角は何をのんきに決勝を観戦してたんですか。
でまぁ、これが今読んでる3作目。
つい先月出たばかりの最新刊らしいので、これ読み終わってしまったら、しばらく待たされることになるなぁ。

現在進行形の翻訳ものシリーズになどはまるもんじゃありません。

タイトルにどことなく「ハリポタ」ブームの影響を感じたり感じなかったりなのだけど、まぁ、原題通りだとなんとなく先が読めちゃいそうだしで、これはこれで。

作中サミーや親友のマリッサやドットがソフトボールやってるわけなんですが。
サミーがキャッチャーです。
キャッチャーを志願したその理由が泣かせます。
この作者、水島マンガ読んでるんじゃないかってくらい。
児童書に何をドップリ浸ってやがる、と言われそうだが、シリーズ第2作読了。
今や、サミーと言ったら橋川には、ソーサじゃなくてキーズ。
厄介ごとには首を突っ込むし、売られたケンカは倍返しするけど、おばあちゃんに心配かけるのだけはいつも気にしている、そんなサミーが良いです。

犯人さがしと、クラスメイト(サミーにつっかかるヘザー・アコスタが良い味だしてるんだ、また)への仕返しと、サミー自身のストーリーとがからみあう構成で、大人の鑑賞にもまずまず耐えると思うので、まずは一読を。

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