「敵か味方かスチールセイント」
2004年2月17日 映画午後からテレビで「コードネームはファルコン」をやっていたので、観る。
タイトルも内容も知ってはいたが、これまで観る機会のなかったスパイ映画。
かの冷戦の時代に、ソ連に国家機密を売っていた二人の青年の実話。
邦題はアクションものみたいだけど、中身はぐっと硬質。
ふとしたことから自国アメリカの暗部に触れてしまい、一人は義憤に駆られ、もう一人は金目当てでソ連と取引を始める。
それがだんだんと取り返しのつかないことになっていく。
自分のしていることに恐怖を感じ始めるファルコン(情報を持ち出していた良いとこの坊ちゃん)と、取引を繰り返すうちどんどん強気になって強欲になっていくスノーマン(情報の運び役をしていた、麻薬常習者)。
切なさを感じる間もないほどあっけない友情の破局が、えらくシビアでリアル。
FBIに逮捕された二人に、押し寄せた新聞記者たちの発した質問が、やけに印象に残った。
「あなたがた二人は、まだ親友ですか?」
タイトルも内容も知ってはいたが、これまで観る機会のなかったスパイ映画。
かの冷戦の時代に、ソ連に国家機密を売っていた二人の青年の実話。
邦題はアクションものみたいだけど、中身はぐっと硬質。
ふとしたことから自国アメリカの暗部に触れてしまい、一人は義憤に駆られ、もう一人は金目当てでソ連と取引を始める。
それがだんだんと取り返しのつかないことになっていく。
自分のしていることに恐怖を感じ始めるファルコン(情報を持ち出していた良いとこの坊ちゃん)と、取引を繰り返すうちどんどん強気になって強欲になっていくスノーマン(情報の運び役をしていた、麻薬常習者)。
切なさを感じる間もないほどあっけない友情の破局が、えらくシビアでリアル。
FBIに逮捕された二人に、押し寄せた新聞記者たちの発した質問が、やけに印象に残った。
「あなたがた二人は、まだ親友ですか?」