来る3月大阪場所で初土俵を踏む新弟子さんは59人だそう。
60人が新弟子検査を受検、1人が不合格だったみたいで。

3月場所といったら、「就職場所」とも言われるくらい、1年6場所のうちで最も多く新弟子が初土俵を踏む場所。
その場所で60人というのはどうだろう。

プロ野球で新人選手が各球団5人ずつしかいない年があったらと考えてみよう。
不安になりはしまいか。
プロ野球選手と、番付に四股名の出ている相撲取りの数では、後者のがちょっと少ないのだが、競技年齢は格闘技なのだから当然だけれど相撲の方がぐっと低いのだ。

上を見れば、相変わらず朝青龍の一人横綱、これを追う大関陣で今後を期待できるのは琴欧州がせいぜいで、曙や若貴兄弟と同期生になる魁皇はもとより、大関在位歴代3位の千代大海ももう満身創痍、先場所優勝の栃東にしてももうひとつ上を期待するには弱い。

はてさて。

曙ら3横綱1大関を輩出した、昭和63年春初土俵の力士たちは「花のロクサン」と呼ばれた。
それ以前の「花のニッパチ」(昭和28年生まれ、北の湖や二代目若乃花)や「花のサンパチ」(昭和38年生まれ、北勝海や小錦)に習ってのものだった。
さて、平成18年春場所初土俵の力士たちは、後世「花のイッパチ」と呼ばれることになるのだろうか。
どうだろうか。

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