胃の具合はまずまず。
食事も普通に取れるようになってきた。
で、コンディションも戻ってきたところで、今週の「武装錬金」を読み返し。
本来の体調でありさえすれば、橋川はこの程度の毒は軽く皿まで食らってみせよう、用法ミス。
……アレ?
もしかして橋川、解釈間違ってた?
ああっ! やっぱりそうだ。
というわけで、「ネタバレ」の方の3月8日付感想を大幅訂正。
以下ネタバレを含みます。未読の方は注意。
まずやはりあの大量の鎖と錠前のカットの異常さに騙されてしまったんだと思う。
自分たちが愛し、自分たちを愛してくれていると思っていた「お母さん」が、そんなもので自分たちを閉じ込める誘拐犯だったという裏切り。
それを早坂姉弟はどう受け止めたかをずっと考えていたのだけど、正反対だったのだね。
早坂姉弟は、自分たちが誘拐被害者で3年間も監禁されていたことを不幸だと思っているのではなく、「お母さんがくずれちゃった」ことで外の世界に連れ戻されてしまったことをこそ、哀しんでいるのだ。
回想シーンにおける、実は誘拐犯の「お母さん」との幸せな日常の描写と、実の両親も含めた外界の人間たちの理不尽な態度の描写は、何のことはない、そのまま受け取ればよかったのである。
早坂姉弟は「お母さん」との3年間を幸せだったと感じている、それがすべて。
「鎖と錠前で閉じ込められていた時代を幸福に思っているなんて」と、自分の常識で図ってしまったのが失敗。
考えてもみれば、「お母さん」がくずれてしまったショックで、初めてその言いつけ(「外は危ないから出ちゃダメよ?」)を破ってドアを開けようとしてみるまで、ふたりとも3年間一度もそんなもの気にしたことはなかったのである。
そして、姉弟にしてみれば「お母さん」の言いつけを守らずに外へ出ようとした時から、すべての苦しみは始まっている。
と、今週号を橋川なりに読み下したら、こんな感じ。
次号であっさりこの解釈はひっくりかえされるかもしれないけれど、まぁ、その時はその時で。
食事も普通に取れるようになってきた。
で、コンディションも戻ってきたところで、今週の「武装錬金」を読み返し。
本来の体調でありさえすれば、橋川はこの程度の毒は軽く皿まで食らってみせよう、用法ミス。
……アレ?
もしかして橋川、解釈間違ってた?
しばらくお待ちください。
ああっ! やっぱりそうだ。
というわけで、「ネタバレ」の方の3月8日付感想を大幅訂正。
以下ネタバレを含みます。未読の方は注意。
まずやはりあの大量の鎖と錠前のカットの異常さに騙されてしまったんだと思う。
自分たちが愛し、自分たちを愛してくれていると思っていた「お母さん」が、そんなもので自分たちを閉じ込める誘拐犯だったという裏切り。
それを早坂姉弟はどう受け止めたかをずっと考えていたのだけど、正反対だったのだね。
早坂姉弟は、自分たちが誘拐被害者で3年間も監禁されていたことを不幸だと思っているのではなく、「お母さんがくずれちゃった」ことで外の世界に連れ戻されてしまったことをこそ、哀しんでいるのだ。
回想シーンにおける、実は誘拐犯の「お母さん」との幸せな日常の描写と、実の両親も含めた外界の人間たちの理不尽な態度の描写は、何のことはない、そのまま受け取ればよかったのである。
早坂姉弟は「お母さん」との3年間を幸せだったと感じている、それがすべて。
「鎖と錠前で閉じ込められていた時代を幸福に思っているなんて」と、自分の常識で図ってしまったのが失敗。
考えてもみれば、「お母さん」がくずれてしまったショックで、初めてその言いつけ(「外は危ないから出ちゃダメよ?」)を破ってドアを開けようとしてみるまで、ふたりとも3年間一度もそんなもの気にしたことはなかったのである。
そして、姉弟にしてみれば「お母さん」の言いつけを守らずに外へ出ようとした時から、すべての苦しみは始まっている。
もう一度とじこめて
今度は二度とあかない鎖と錠で
僕らを要らないといった世界を
僕らも要らない
だから僕らを閉じこめて
今度は二度と出たりはしないから
二人だけで永遠に
鎖と錠で閉じ込めて
死さえも二人をわかてぬように
と、今週号を橋川なりに読み下したら、こんな感じ。
次号であっさりこの解釈はひっくりかえされるかもしれないけれど、まぁ、その時はその時で。
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