またまた夢にボクっ娘が出てきましたよ?
しかも今度は、姉の婚約者でもある担任教師に片思い中のボクっ娘。
こうも続けてボクっ娘が夢にあらわれるとは、なんという吉兆か。
きっと今ごろ世界の王となる人物がご生誕あそばしておられるはず。

と、まぁ、アメリカかどっかから空爆されそうな冗談はさておいて、なんとなくテニプリトーク。

立海大を、橋川はどうも好かん。
その理由をあれこれ考えてみるに、やはりどうも(ファンブックで原作者言うところの)「主人公たちにとっての現時点での最大の壁」として描写されてないからだと思う。
いや、橋川がそう感じるというだけだけど。

真田や柳といったところはさておき、どうもテニスに対する姿勢を疑いたくなるようなやつらばかりで。
赤原は鳴り物入りの1年生だからまぁいいとして(若さとは傲慢なもの)。
過去の2年連続全国制覇は、ずっとこのメンバーで勝って来たわけじゃないだろう?
(真田や柳、あと幸村なんかは、きっと1年生レギュラーだったんだろうな、と思うものの)
どうしてああつけあがれるのかな?

常勝の歴史を築いてきた先輩たちから、彼らは何を学んだのだろう?

昨日書いたペテン師は論外にしても、けっこう変則プレイな連中が多いのも萎え。
もっとこう、強豪校、名門校らしく、正攻法で強さを見せて欲しいところなんだよね。
かつて「スラムダンク」で、常勝・海南大付属高校の高頭 力監督は言った、

「うちに天才はいない。しかし、うちが最強だ!」

また、「修羅の門」で武神・龍造寺轍心は言った、

「格闘センスは片山右京…… パワーでは飛田高明…… そして、動き、スピードでは、海堂、おぬしが上であろうが…… ?強い?のは、不破北斗じゃ」

優勝22回を数えた大横綱・貴乃花(現・貴乃花親方)は、体躯において曙、武蔵丸らハワイ勢、技のキレにおいて兄・若乃花、馬力や握力において武双山や魁皇らのライバルにおくれをとりながら、愚直なまでに基本通りの寄り身で時代を築いた。

橋川の持つ?最強?のイメージってそうなんだよね。
当たり前のことを当たり前にやって強い人、あるいはそういうチーム。

あの明訓高校がそうだった。
岩鬼という超個性派のトップバッターのせいでイメージが違ってしまっているが、あの殿馬だって、言われたらちゃんと?2番バッター?の仕事していた。
(岩鬼がああいう?三振かホームラン?なやつなもので、実質彼がトップバッターの役目をつとめていたのは確かだが。一塁ランナー岩鬼を2番殿馬がバントで送ったシーンを、橋川は一度しか見ていない)
里中は度重なる怪我を克服した平伏ものの精神力を別にしたら、体躯のハンデを変化球投手への転向で補った、よくいるタイプのピッチャーである。
山田についてはいわずもがな、球史に残してきた偉大な足跡と対照的に、なんと面白みのないタイプの選手であることか。

まだ氷帝の方がイメージ近いかな。
「もっと飛んでみそ」のオカッパを抜きにして考えれば、みんなけっこうちゃんとテニスしてたし。

そんなこんなで、この立海大の描かれ方は、橋川的に大いにクエスション・マークもの。
幸村部長の物腰柔らかなイメージと、今のダブルス連中と、どうにも融合しないというのもあるし。
まぁ、今後のシングルス・メンバーに期待しておこうか。

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