伝説の名投手・沢村栄治と学生時代にバッテリーを組んでいた、山口千万石氏が逝去。
86歳。
沢村については多くを語る必要はないだろう。
同時代の野球人が、「球史上一番速かった」と口をそろえるその速球を、今に伝える映像のひとつもなく、ために伝説の人なのだが。
その伝説の語り部が、またひとりいなくなってしまった。
くしくも、その沢村とのバッテリーで出場した夏の高校野球(当時中学野球)大会が開催中である。

どこまでも青い空と緑の芝生の広がる、フィールド・オブ・ドリームズのような野球人たちの天国があるなら、彼もまたそこに召され、今は沢村とも再会しているだろうか。

冥福を祈りたい。

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