種、である。

地球連合からの脱走艦アークエンジェル、オーブ残党軍クサナギ、そしてザフトから離脱した反ザラ派勢力のエターナル。
三者三様、どうにもこうにも、立場も目的も微妙に違う、よく考えれば利害が一致しているわけでも実はない。
そんな素敵な混成戦隊(艦隊、という規模じゃないよね)が誕生。

イカスー!

バルトフェルドが、マリューやフラガの前であえて(だと思うんだけど)憎まれ口らしきものをきいているのが象徴的。
彼のことだから、

「さて、そんな風なナチュラルとコーディネイターの反目を踏まえて、今ここにある我々はどうしよう?」

と問いたいのだろう。

指揮系統が、三隻それぞれで違う様子なのも、リアルっていえばリアルっぽいのかな。
エターナルでは、ラクスはあくまで思想的指導者(むしろアイドル?)で、戦闘行動に関してはバルトフェルドが一手に担っている様子。
クサナギでは、艦長シート(らしき位置)にはキサカが座ってるんだけど、

「全艦戦闘配備!」

とかカガリが命令してるんで、推測になるけど、「オーブ残党軍」としての最高指揮官はカガリ、クサナギの運航その他に関してはキサカ、という位置づけなんじゃないかな。
アークエンジェルに関しては、思想的にも戦闘行動的にも、マリューがリーダーで、フラガがコンサルタント的ポジション、という感じか。

どれに乗りたいかといわれたら、橋川は当然クサナギ。
カガリに

「モビルスーツ隊戦闘準備!」

とか命令されたいです。
時には

「対空監視、何をしていた!」

とか叱責されたいです。
んでもって最終決戦間際、

「戦闘中の個人通話は厳禁だが…… 水臭いじゃないか」

とか、アスランに言ってるのを傍受してみたいです。

「おい聞こえたか?」
「お前も?」
「レーダーの方はどうだ?」
「ああ、聞こえていたがな……」

とか、ブリッジクルー同志でひそひそ話しながら、

「戦闘配備中だ! 不明瞭な会話はやめろ!」

とか叱責されたいんだったばさ!

何なんだ。

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