阪神ファンは本当に阪神に優勝して欲しいんだろうか。

例の守備妨害事件である。
ファウルフライをキャッチしようとした横浜野手に向けて、応援バット数本が投げ込まれた事件である。
星野監督は、

「これだけ勝ってもまだ、そういうファンがいるのか」

と激怒したというが、同感。

いよいよ18年ぶりVが視野に入って来た阪神なのに、その周囲でこの手のニュースが続くのが残念だ。
あの1985年を顧みよ。
やはり21年ぶりの優勝に熱狂したこの年、度を越したファンの行動に、甲子園には有刺鉄線が張られた。

最近古本屋で見つけた、ちょうどこのころの「あぶさん」を読むと、しっかり甲子園に有刺鉄線が描かれていて、変なところで感心してしまうのだが。
水島先生は「大虎」の主の桂木虎次郎の口から、

「こんな(監獄のような)球場でプレイさせられる高校球児たちが、一番気の毒だ」

と言わせている。
同感である。

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