「死に行くのかレイ! 今・男はここまで美しい!!」
2003年7月26日「ジョー&飛雄馬」を読む。
ついに出ました、あの名せりふ。
星 一徹が中日ナインを前に「消える魔球」の正体を暴いてみせていわく、
「星投手の右足が高くあがると、青い虫が飛んで青葉にとまる!」
この祭、こまかい突っ込みはおいておいて、この謎解きの面白さを楽しむのが正解。
ふと思ったのだが。
挫折ばかりの野球人生を歩んだような印象のある飛雄馬なわけだけど、川上、長嶋両監督のもと、幾度となく優勝を体験しているよね。
一方で球界のプリンスなどと言われ、華やかな栄光とともにあったかに思える花形が、プロで優勝の美酒の味を知るのは、ぐっとくだって昭和53年。
右腕投手として復活した星を追う形で、ヤクルトで現役復帰してからのことになる。
阪神タイガースが、昭和39年から昭和60年まで、すっかり優勝から遠ざかってしまったのは知っての通り。
そして、今年、元号もあらたまって平成15年。
18年ぶりの美酒へ邁進中の古巣球団を、多分また花形モーターズの社長に返り咲いているだろう彼は、どう見ているかな。
そして、左門豊作。
大洋ホエールズにその選手生活のすべてをささげた(であろう)彼は、とうとう優勝とは縁がなかった。
1998年、横浜ベイスターズと名のかわったチームが日本一となった時、彼はどうしていたかな。
彼の実直な人柄は、コーチ向きだと思うから、コーチとして残っていたか。
個人的に、クールなようで熱血で感情の起伏のはげしい花形より、ずっと経済人むきな堅実な性格をしていると思うので、案外球団スタッフとして成功していたかもしれない。
そしてやはり、今年の横浜を彼はどう思っているかな。
で、星 一徹。
人によっては、なぜそれを早く言わないのかとお叱りを受けるかもしれないが。
戦前、「幻の名三塁手」として名をはせた巨人軍時代はおいて、中日コーチとして球界復帰したときには、やはり優勝の美酒とは無縁。
が、彼の指導はやがて実を結ぶときが来る。
いわずとしれた、あの昭和49年。
川上巨人V10の野望を阻んだのが、彼のきたえあげた中日ドラゴンズだった。
ついに出ました、あの名せりふ。
星 一徹が中日ナインを前に「消える魔球」の正体を暴いてみせていわく、
「星投手の右足が高くあがると、青い虫が飛んで青葉にとまる!」
この祭、こまかい突っ込みはおいておいて、この謎解きの面白さを楽しむのが正解。
ふと思ったのだが。
挫折ばかりの野球人生を歩んだような印象のある飛雄馬なわけだけど、川上、長嶋両監督のもと、幾度となく優勝を体験しているよね。
一方で球界のプリンスなどと言われ、華やかな栄光とともにあったかに思える花形が、プロで優勝の美酒の味を知るのは、ぐっとくだって昭和53年。
右腕投手として復活した星を追う形で、ヤクルトで現役復帰してからのことになる。
阪神タイガースが、昭和39年から昭和60年まで、すっかり優勝から遠ざかってしまったのは知っての通り。
そして、今年、元号もあらたまって平成15年。
18年ぶりの美酒へ邁進中の古巣球団を、多分また花形モーターズの社長に返り咲いているだろう彼は、どう見ているかな。
そして、左門豊作。
大洋ホエールズにその選手生活のすべてをささげた(であろう)彼は、とうとう優勝とは縁がなかった。
1998年、横浜ベイスターズと名のかわったチームが日本一となった時、彼はどうしていたかな。
彼の実直な人柄は、コーチ向きだと思うから、コーチとして残っていたか。
個人的に、クールなようで熱血で感情の起伏のはげしい花形より、ずっと経済人むきな堅実な性格をしていると思うので、案外球団スタッフとして成功していたかもしれない。
そしてやはり、今年の横浜を彼はどう思っているかな。
で、星 一徹。
人によっては、なぜそれを早く言わないのかとお叱りを受けるかもしれないが。
戦前、「幻の名三塁手」として名をはせた巨人軍時代はおいて、中日コーチとして球界復帰したときには、やはり優勝の美酒とは無縁。
が、彼の指導はやがて実を結ぶときが来る。
いわずとしれた、あの昭和49年。
川上巨人V10の野望を阻んだのが、彼のきたえあげた中日ドラゴンズだった。
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