ひとつ、秘孔で地獄いき。

「ふたつ、不埒な悪は死ね」

みっつ、見事に奥義炸裂。

「このへんのアニメ版北斗のサブタイトルって、わかってみてみても、一瞬『北斗の拳』とは信じられないよね?」

よっつ、四人の伝承者(候補)。

「もういいから」

というかむしろ、今我々が「北斗の拳」と聞いて思い出す、ラオウとかの強敵(とも)たちとの死闘の方こそ、予定外の展開だったみたいだけど。

「原先生も、武論尊先生も、核戦争後の世界で暗殺拳の使い手が、行く先々で悪党どもを血祭りにあげていくパターンを考えてたそうだね」

いわゆる水戸黄門パターンというか、日活無国籍アクションパターンというか、あれね。
最初の読みきり、(当時の)現代日本が舞台だった「北斗の拳」はまさにそんな感じだったかな。
あと、今やってる「蒼天の拳」とかも、最初はそれを狙ってたみたいだったけど、何か違ってきちゃったね。
いや、実はちゃんと読んでないんだけど。

「おいおい」

だって、北斗神拳の歴史がどんどんゆがめられていく気がしてさぁ。
本来北斗神拳というのは、天帝を守る役割を負った拳法だったはずでしょ?

「修羅の国編とか読むと、微妙に設定ゆれてた気もするけど」

ケンシロウが北斗神拳を、けっこう私闘に使ってたのは、核戦争が起こってかつての秩序が崩壊した世界だったからと、あとラオウという北斗のおきてに背いた暴凶星がいたならばこそだったはずで。
本当なら、霞拳四郎みたいに、好きかってやっちゃいけないんだよ、北斗神拳の伝承者ってのはさ?
わかってるか、おい?

「俺に言われてもなぁ」

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