BAKOOOOOOM!!

ああ、この怒りをどこにぶつけたら!?

「たった今、ギャラクティカ・マグナム風の擬音で俺にぶつけたのは何なのかと問いたいが?」

ま、いいじゃないか、別にそんなことは。

「……お前とは一度決着つけといた方がよさそうだね?」

奇遇だね、橋川もそう思ってたとこ。

「……」

……

「…………」

…………

「ウイニング・ザ・レインボウ!」

ギャラクティカ・ファントム!



カッ!!



銀河が泣いた!!

「虹が砕けた!!」

やるじゃないか。

「お前こそ」

さて本題。

「相変わらず、どうでも良い前ふりだこと」

で、ジャンプ発売日。
昨日もちょっと書いた、やり場のない怒りってのは、まぁ、要は「プリティフェイス」が最終回ってことなんだよね。

ただ「怒り」というのは、ちょっと違うかなと、24時間ちょっと落ち着いて考えてみて、思ってもみる。

やるせないんだよね。

「出た、橋川得意のどうでも良い言葉遊び」

よせよ、照れるじゃないか。

「……褒めてねぇし」

ついこないだ連載1周年記念を祝ったばかりだってせいもあるし、これからいくらでも続けられそうなラストだったせいもある。

「実際、別冊で番外編やるらしいね。最近多いな、そういうの」

どうにも未消化な最終回のような感じで。

「そういうの、今までにもあったんじゃない? 最終回前いろいろ盛り上げといて、結局今まで通り、みたいの?」

でも、これはちょっと違う。
ヒロインは、男なんだけど女の子として暮らすはめになったって設定でしょ?

「この期におよんで、なお『ヒロイン』という語を使うか、お前は」

最後にこう盛り上げといて、結局元通り、いや、正確には元通りでさえない、このある意味異常な状態が、また1年続くことになった、という落とし方が、この未消化感の原因ではないかと。
普通の日常コメディが「あれこれバタバタして、結局元通り」なラストを迎えるのとは、違うと思うんだよね。
考えてもみればおかしな話なのに、由奈自身が妙に前向きそうなナレーションでしめるってのもなぁ。
いや、そもそも彼女の女装生活の理由が、自分で望んだものだったんなら、それでもいいさ、いいとも、大歓迎だ。

でも、そうじゃなくて。

もともとはなりゆきで始まってしまった変身生活で。
それがもとの自分の生活より良かった、楽しかった、居心地良かったってのはいいとして。
でも。

じゃぁ、どうするのかっていうと。

真鍋に頼んで本当に女の子にしてもらうでなし。

素顔に戻ってやりなおすでなし。

また1年間の偽者生活、ということでしょ?

いろいろ言ったけど、要は一言ですむ。
いわく、「未消化」。

ここからまた1年くらい連載が続いてくれるんならなぁ。

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