2時間ものの推理ドラマを観なくなって久しい。
やはり手がかりの示し方とかが、小説と映像媒体では違いすぎるせいか、犯人当ての興味で膝を打ちたくなった話って滅多にないし。
実を言うと、犯人が判ってから延々と続く、視聴者の同情を誘おうとする回想シーンが苦手なのだ。

最後の最後、22時50分でやっと犯人が判って、そのままエンディングテーマ、みたいなドラマがやれないものかなぁ。

とずっと思っていた。
そしたら、それを昨日観てしまった。
というか、聴いてしまった。
夜勤を終えて、寝て、そのままずっと眠り続けて、午後4時ごろ、父の観ている再放送の推理ドラマの音声で目覚めさせられた。
まだ眠りたりないのになぁ、と思いながら、声が聞こえて来てしまうもので、耳だけでストーリーを追っていたらば、何と!
これこそまさに、橋川の求めていた、2時間ドラマじゃないか。

愛川欽也(字、これであってるんだっけ?)が「亀さん」と呼ばれていたから、たぶん十津川警部ものだろう。
西村京太郎、やはり侮りがたし。

あと30分というところで犯人が判るのはお約束通り。
その後延々同情話が続いて、何やら人生訓みたいな落ちがついて、ああ、終わりか、と思ったその時!

まさか、ああ落とすとはなぁ……
再放送なんだから、かなり前につくられたドラマなんだよなぁ。
案外、2時間ものを見くびって来た橋川は、かなり損をして来たのかもしれない。

あとでちゃんとタイトルを調べてみよう。

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