「さらばユリア! 強き男は死しても愛を語らず!!」
2003年2月28日「命と引き替えに、貴様の腕一本もらって行くぞ!」
という経緯で、ネットの内外でちと気の重い出来事があったりしたけど、給料が出て気分はプラマイゼロ。
何か欲しいものあるかい、おじちゃんが何でも買ってあげよう。
などとは口が裂けても言わないけれど、ちょっとだけ気が大きくなってみたり。
で、昨日から引き続いてジュウザトーク。
相討ち覚悟の秘策を破られた後、ジュウザが採ったつぎの行動は、
「骨を絶たせて肉を切る」
無防備にさらけだした胸へ、ラオウの必殺の一撃を食らいつつ、執念の腕ひしぎ逆十字!
このジュウザのまさに捨て身の奥の手を、大抵の「北斗の拳」関連書籍は
「ユリアへの愛ゆえ」
の一言ですませてしまうのだけど、それは違う。
いや、究極のところはそうなんだけど、微妙にベクトルが違うんだよな。
これはつぎにラオウと戦うであろう、ケンシロウへの援護射撃でしょう。
そう、この時、ジュウザは恋敵のために命をかけているのだ!(ドォォオオォン!)
少し時間を戻して、ラオウとの第1ラウンド。
相討ちを狙うと見せて、ラオウの愛馬黒王をうばうしたたかさを見せたジュウザ、
「俺は死なん! 生きてこそこの世は楽しいからな!」
と高笑しつつ、しかしその左脇腹には、かすめただけのはずのラオウの拳で深手を負っていた。
「やはりこの命捨てねばなるまい」
と馬上でつぶやいた後、彼はケンシロウのもとへ走る。
その戦いを見届けるため、ケンシロウという男をおのれの目で測るためにである。
そして、窮地のフドウを救ったその奮闘に対して、彼は言った。
「ケンシロウ…… さすがにユリアが愛した男よ」
と。
本当の意味で彼が死を覚悟したのはこの時だろう。
彼は黒王を主のもとへ走らせた。
死を覚悟の二段構えの策を胸に秘め、ユリアと彼女が愛した恋敵ケンシロウのために。
当のケンシロウとはついに一言も言葉を交わさないまま。
「恋敵のために命をかけられる男」こそ、一番の男、むしろ漢(おとこ)!
というのが、永年の橋川の持論なのだが、それはこのジュウザの奮戦から始まっている。
今日の日記でジュウザを語り尽くしてしまえたら良かったのだが、そうもいかなくなった。
この話題、もうちょっと続けます。
という経緯で、ネットの内外でちと気の重い出来事があったりしたけど、給料が出て気分はプラマイゼロ。
何か欲しいものあるかい、おじちゃんが何でも買ってあげよう。
などとは口が裂けても言わないけれど、ちょっとだけ気が大きくなってみたり。
で、昨日から引き続いてジュウザトーク。
相討ち覚悟の秘策を破られた後、ジュウザが採ったつぎの行動は、
「骨を絶たせて肉を切る」
無防備にさらけだした胸へ、ラオウの必殺の一撃を食らいつつ、執念の腕ひしぎ逆十字!
このジュウザのまさに捨て身の奥の手を、大抵の「北斗の拳」関連書籍は
「ユリアへの愛ゆえ」
の一言ですませてしまうのだけど、それは違う。
いや、究極のところはそうなんだけど、微妙にベクトルが違うんだよな。
これはつぎにラオウと戦うであろう、ケンシロウへの援護射撃でしょう。
そう、この時、ジュウザは恋敵のために命をかけているのだ!(ドォォオオォン!)
少し時間を戻して、ラオウとの第1ラウンド。
相討ちを狙うと見せて、ラオウの愛馬黒王をうばうしたたかさを見せたジュウザ、
「俺は死なん! 生きてこそこの世は楽しいからな!」
と高笑しつつ、しかしその左脇腹には、かすめただけのはずのラオウの拳で深手を負っていた。
「やはりこの命捨てねばなるまい」
と馬上でつぶやいた後、彼はケンシロウのもとへ走る。
その戦いを見届けるため、ケンシロウという男をおのれの目で測るためにである。
そして、窮地のフドウを救ったその奮闘に対して、彼は言った。
「ケンシロウ…… さすがにユリアが愛した男よ」
と。
本当の意味で彼が死を覚悟したのはこの時だろう。
彼は黒王を主のもとへ走らせた。
死を覚悟の二段構えの策を胸に秘め、ユリアと彼女が愛した恋敵ケンシロウのために。
当のケンシロウとはついに一言も言葉を交わさないまま。
「恋敵のために命をかけられる男」こそ、一番の男、むしろ漢(おとこ)!
というのが、永年の橋川の持論なのだが、それはこのジュウザの奮戦から始まっている。
今日の日記でジュウザを語り尽くしてしまえたら良かったのだが、そうもいかなくなった。
この話題、もうちょっと続けます。
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