「ひとめ…… ひとめ見たかった、お前の成長した姿を……」

「!!」

「な、なんとケンシロウお前が……」
「シ、シュウ…… まさか、み、見えるのか?」
「な、なんということだ…… 天は最後にひとつだけ願いをかなえてくれた……」

「もはや何の悔いもない。我が仁星の血は間違っていなかった……」

「さらばだ……」
「シュウーーーーーー!!」

泣けるということなら、一番泣けた名シーンだったんだよな、ここんとこ。

♪誰もみな さまよいながら
♪答えをさがして

という訳でカガリデー。
でも正直、ちょっと不完全燃焼だったかなあ。
橋川としては、「カガリ萌え」より「カガリ燃え」なもので、今回は彼女の「まわりが見えなくなる」性分が悪いほうに出てた回だった。
本当なら、サイーブと一緒に仲間の暴発をなだめる側にまわってほしかったかな、と。

好意的に解釈すれば、直前にキラたちのあの例の修羅場を見せられてたりしなければ、もうちょい冷静な判断をできたのじゃないかと思うのだけど。
あと、自身が生粋の砂漠の民でないので、彼らの手前ここは怒ってみせないといけないとこだったんじゃないかな、と推察。

何はさておきさぁ、キラから、
「気持ちだけで何が守れるというんだ」
とかいってぶたれちゃうところ、カガリスキーとしてかなり屈辱。
いや、正論だけど、今のお前がそれを言うか、キラ。
能力だけでも何も守れないんじゃない?
何を守りたいのか、何をどうしたいのか、自分でも見失ってるっぽい、今の彼なので、説得力がね。

まだ、フラガあたりがそうさとしてくれるんだったら、納得の展開なんだけど。

コーディネイターであることや、自責の念や、あとフレイとかフレイとかフレイから、どんどん追い詰められてくキラを、ちっとはましなほうに導いてくれるのがカガリなんだろうと期待してただけに、今回のストーリーはちょっと、悪い意味で意外。
一方で、今後の展開への興味はつのるのだけど。
「確たる目的意識はあるカガリ」と「能力だけはあって自分を見失いがちなキラ」が、これからどうからんで、お互いにどう影響を与えていってくれるのかというあたりが。

で、あと、アフメド。
さようなら、君を忘れない。

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