別冊宝島「僕たちの好きな北斗の拳」を読む。
原作に関しては色々な研究書が出ている同作だけど、アニメ版の方にこだわったつくりが珍しい。

うむ、やはりこうして読むと、数々の名シーン、名セリフに体温が1分ほども高まってしまうのである。

個人的に、やっぱり雲のジュウザが好きだなぁ。
どうも実力相応の評価を受けていないような気がする。
トキ、サウザー、フドウ、ファルコという顔ぶれとならんで、ラオウから一目おかれていた男なのだぜい。
ケンシロウのことも、どうやら一段下に見ていた節のあるラオウが、それなりに警戒していた天才児なのだ。
ラオウを相手に二度戦っているのは、トキとケンシロウ以外では彼だけだということを、どれだけの人が覚えているだろう。

我々の世代なら誰でも一度はやったはずの、「北斗の拳ごっこ」の思い出もよみがえって来る。
ひよわだった橋川など、その手のごっこ遊びでは大抵やられ役だったが、「北斗」にはトキという名脇役がいてくれて、かなりおいしい思いをさせてもらった。
ま、いつも最後はラオウ役の奴にやられるんだけどね。

「もう良い、やめろトキ!」

とか言って。
男子中学生二人が、「あのシーン」を再現しているところとか、さぞ同級生の女の子たちの妄想をかきたてていたと思われる。

現在も橋川が、「病気などのハンデを背負った天才(美形限定)」というキャラに弱いのは、あるいはこの思春期の体験が影響しているのかも。

明日は妹夫妻宅でのクリスマス・パーティにお呼ばれである。
そのまま一泊して来る予定なので、明日の日記はやすむと思われる。
ご了承あれかし。

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