「男なら女の成長を妨げるような、愛し方はするな!」
2002年8月26日鬼コーチの代名詞にもなった、ひとりの男がいる。
自身、才能を秘めたプレイヤーだったが、病魔におかされ、指導者の道を選ぶ。
コーチとして赴任した高校で、彼はひとりの一年生部員を見いだし、おのれのすべてをそそいで彼女をきたえあげる。
が、その愛弟子がまさに世界という舞台に巣立とうという時、彼の寿命はもう残されていなかった。
こときれる寸前、日記に書き記した辞世が、伝説として今に残る。
「岡、エースをねらえ!」
宗方 仁である。
父性系師匠の少年マンガ代表が星 一徹ならば、少女マンガ代表は彼。
ちなみに、母性系師匠の少女マンガ代表は、もちろん月影千草だろうが、少年マンガでは誰かいたっけか。
「りんかけ」の菊は微妙に違う気がする。
まぁ、それはさておき、昨日書いた「アリエスの乙女たち」をさがしていたら、行きつけの古本屋に「エースをねらえ」がそろっていたもので、ちょっと手に取ってみたら、止まらなくなってしまった。
表現の古くささはやはり感じるものの(ボルグが「期待の新鋭」だった時代だ!)、やっぱり名作と呼ばれるものには、時代を超えて訴えて来るものがあるのだな、と再認識。
(つーか、この「〜ねらえ」のフォーマットをそのまま下敷きにしたスポーツマンガの、現在にいたるまで何と多いことか)
宗方コーチには、まさに星 一徹の少女マンガ版というイメージを持っていた。
恋愛とかにはまるで融通の利かない、頑固オヤジと思いきや、けっこう寛容なところもあったりして。
「懐かしの名作アニメ」的番組で、スパルタトレーニングのとこばかり取り上げられるせいもあるだろうが、いつも厳しい顔ばかりしているイメージがあったのに、練習中以外はジョークも飛ばしたり、にこやかな表情も見せたりしているのだな。
何よりショックだったのが、今の橋川より年下だったということだが(笑)。
岡ひろみと想いを寄せ合う藤堂に、タイトル↑のように言うとこ、スポーツ少女好きとしてグッと来た。
親友でもある別のコーチから、岡のことを異性として愛し始めてはいないかと指摘され、
「父親が娘を育てる時、何の見返りをもとめるものか云々」
と否定するところとかも。
心の師匠とお呼びしたい。
いや、やはりコーチと。
あと、橋川以外にも勘違いして覚えてた人がきっと多いと思うけど、彼の最後をみとった(というか、病室でうつぶせになった彼を最初に見つけた)のは、お蝶夫人じゃなかったんだねぇ。
そのお蝶夫人も良い。
竜崎麗華と本名の方を書いたら、誰だか判らないけど、宗方がコーチの代名詞なら、彼女のニックネームはテニス少女の代名詞だろう。
「ガラ面」の亜弓さんとかシャアとか、このお蝶夫人とか、どうも橋川は、
「最初は圧倒的に主人公をリードしているが、やがて追いつき追い抜かれ、その才能の前に敗北感にうちのめされる、しかしおいしいポジションはけして譲らない」
というタイプのライバルキャラに弱いらしい。
自身、才能を秘めたプレイヤーだったが、病魔におかされ、指導者の道を選ぶ。
コーチとして赴任した高校で、彼はひとりの一年生部員を見いだし、おのれのすべてをそそいで彼女をきたえあげる。
が、その愛弟子がまさに世界という舞台に巣立とうという時、彼の寿命はもう残されていなかった。
こときれる寸前、日記に書き記した辞世が、伝説として今に残る。
「岡、エースをねらえ!」
宗方 仁である。
父性系師匠の少年マンガ代表が星 一徹ならば、少女マンガ代表は彼。
ちなみに、母性系師匠の少女マンガ代表は、もちろん月影千草だろうが、少年マンガでは誰かいたっけか。
「りんかけ」の菊は微妙に違う気がする。
まぁ、それはさておき、昨日書いた「アリエスの乙女たち」をさがしていたら、行きつけの古本屋に「エースをねらえ」がそろっていたもので、ちょっと手に取ってみたら、止まらなくなってしまった。
表現の古くささはやはり感じるものの(ボルグが「期待の新鋭」だった時代だ!)、やっぱり名作と呼ばれるものには、時代を超えて訴えて来るものがあるのだな、と再認識。
(つーか、この「〜ねらえ」のフォーマットをそのまま下敷きにしたスポーツマンガの、現在にいたるまで何と多いことか)
宗方コーチには、まさに星 一徹の少女マンガ版というイメージを持っていた。
恋愛とかにはまるで融通の利かない、頑固オヤジと思いきや、けっこう寛容なところもあったりして。
「懐かしの名作アニメ」的番組で、スパルタトレーニングのとこばかり取り上げられるせいもあるだろうが、いつも厳しい顔ばかりしているイメージがあったのに、練習中以外はジョークも飛ばしたり、にこやかな表情も見せたりしているのだな。
何よりショックだったのが、今の橋川より年下だったということだが(笑)。
岡ひろみと想いを寄せ合う藤堂に、タイトル↑のように言うとこ、スポーツ少女好きとしてグッと来た。
親友でもある別のコーチから、岡のことを異性として愛し始めてはいないかと指摘され、
「父親が娘を育てる時、何の見返りをもとめるものか云々」
と否定するところとかも。
心の師匠とお呼びしたい。
いや、やはりコーチと。
あと、橋川以外にも勘違いして覚えてた人がきっと多いと思うけど、彼の最後をみとった(というか、病室でうつぶせになった彼を最初に見つけた)のは、お蝶夫人じゃなかったんだねぇ。
そのお蝶夫人も良い。
竜崎麗華と本名の方を書いたら、誰だか判らないけど、宗方がコーチの代名詞なら、彼女のニックネームはテニス少女の代名詞だろう。
「ガラ面」の亜弓さんとかシャアとか、このお蝶夫人とか、どうも橋川は、
「最初は圧倒的に主人公をリードしているが、やがて追いつき追い抜かれ、その才能の前に敗北感にうちのめされる、しかしおいしいポジションはけして譲らない」
というタイプのライバルキャラに弱いらしい。
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