「三冠王を狙える打者こそ一流中の一流バイ」
2002年8月3日2004年のアテネ五輪の出場権をかけた女子ソフトボールの世界選手権で、日本の上野由岐子投手が、中国相手に完全試合を達成。
もちろん日本としても5―0、3位以上を確保し、上位4チームに与えられる五輪出場権を獲得した。
先日、中日川上が巨人戦で1四球のみの準完全試合、ノーヒットは達成したのにおかしな言いぐさだが、その1四球は惜しかったなぁと思っていたらば、世界を舞台に大記録をやってくれた日本人投手がいた。
しかし、こういう大ニュースは橋川は職場で聞く運命なんだろうか。
巨人の松井は打撃三部門でトップに立ったそうで。
チームが8月中のマジック点灯が確実という独走状態では、これから勝負度外視でつぶしにかかる球団とかありそうだが、どんなもんだろう。
個人的には、打点とホームランはけして譲らないつもりでいて欲しい。
率であらそう首位打者は、どうしても運不運やチーム事情など影響するし、張本や落合やイチローや、よほどの突出した天才でない限り、そうそう狙って取れるものでもないと思う。
どんな打者だろうと、猛打賞もあれば4タコの日もあるのである。
だから、首位打者を他の二冠より一段上に見なす向きもあるようだが。
野村は、生涯ただ一度の首位打者を、日本プロ野球史上初の三冠王に結びつけた(のち、戦前の中島が参考記録的に認定された)。
その後の王、ブーマー、落合、バース、景浦、山田……という顔ぶれを見ても、やはり本塁打王、打点王を取れる人が、運にも恵まれて首位打者もとった、という形ではないかと思う。
景浦は少し違うかな。
20世紀野球史に名を残す、二人の大打者の両極端な態度が今につたわる。
年間打率4割3回の「球聖」タイ・カッブ。
ベーブ・ルースによる「ホームラン革命」以前の大打者であった彼は、その力は十分にありながら、ホームラン競走には常に無関心だった。
のちに、彼が「三冠王」のひとりであったことが確認されても、そのことを問うインタビューには一切応じなかったという。
海をへだてた東洋に生まれた「ビッグ・ワン」王 貞治は、
「打点と打率は良い、本塁打王は誰にも譲れない」
と言った。
そして二年連続の三冠王をとった。
「巨人の4番」の後輩として、「ゴジラ」松井には後者の姿を範にして欲しいなぁ。
もちろん日本としても5―0、3位以上を確保し、上位4チームに与えられる五輪出場権を獲得した。
先日、中日川上が巨人戦で1四球のみの準完全試合、ノーヒットは達成したのにおかしな言いぐさだが、その1四球は惜しかったなぁと思っていたらば、世界を舞台に大記録をやってくれた日本人投手がいた。
しかし、こういう大ニュースは橋川は職場で聞く運命なんだろうか。
巨人の松井は打撃三部門でトップに立ったそうで。
チームが8月中のマジック点灯が確実という独走状態では、これから勝負度外視でつぶしにかかる球団とかありそうだが、どんなもんだろう。
個人的には、打点とホームランはけして譲らないつもりでいて欲しい。
率であらそう首位打者は、どうしても運不運やチーム事情など影響するし、張本や落合やイチローや、よほどの突出した天才でない限り、そうそう狙って取れるものでもないと思う。
どんな打者だろうと、猛打賞もあれば4タコの日もあるのである。
だから、首位打者を他の二冠より一段上に見なす向きもあるようだが。
野村は、生涯ただ一度の首位打者を、日本プロ野球史上初の三冠王に結びつけた(のち、戦前の中島が参考記録的に認定された)。
その後の王、ブーマー、落合、バース、景浦、山田……という顔ぶれを見ても、やはり本塁打王、打点王を取れる人が、運にも恵まれて首位打者もとった、という形ではないかと思う。
景浦は少し違うかな。
20世紀野球史に名を残す、二人の大打者の両極端な態度が今につたわる。
年間打率4割3回の「球聖」タイ・カッブ。
ベーブ・ルースによる「ホームラン革命」以前の大打者であった彼は、その力は十分にありながら、ホームラン競走には常に無関心だった。
のちに、彼が「三冠王」のひとりであったことが確認されても、そのことを問うインタビューには一切応じなかったという。
海をへだてた東洋に生まれた「ビッグ・ワン」王 貞治は、
「打点と打率は良い、本塁打王は誰にも譲れない」
と言った。
そして二年連続の三冠王をとった。
「巨人の4番」の後輩として、「ゴジラ」松井には後者の姿を範にして欲しいなぁ。
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