某所掲示板で話題になっていた、環境保護団体の活動に、首を傾げてみたりする。
彼らの言うことはすごく判るんだけど、どうもああいうのはなぁ。
もちろん、ああいうことしてるのは一番極端な人たちだと判るし、地道に誠実に自然保護を説いてる人たちを批判するつもりはないのだが。
パフォーマンスで歴史は変えられんよ。
センセーショナリズムの中に、ことの深刻さをまぎらわせてしまうばかりだし、自分たちの主張を突き詰めた先にあるものを、自らディフォルメして貶めて見せるばかりだ。
地球を救いたいなら、何十年かけてでも、政治家になって社会を動かす人になってみせろ。
……と言いたい。
ところが、やはり「逆シャア」でアムロの言っていた通り、
「どんな高邁な理想も、体制と官僚主義に埋没し、堕落していく。だからインテリは世をはかなんで世捨て人になる」
訳だわな。
チッ、頭の良いやつらってのは。
とりあえず、橋川的に、ああしたアピールより、「Zガンダム」でシャアの言っていたことの方にシンパシーを抱いてしまうのである。
「人が宇宙(そら)に出たのは、地球が人の重さで沈むのを避けるためであった」
「人類は宇宙に自立し、地球を自然のゆりかごの中に返すのでなければ、地球は水の惑星ではなくなるのだ」
「この期に及んで、何故人類同士が争い、地球を汚染しなくてはならないのか!」
ところが、そのシャアもまた、やがて最も過激なテロリストになってしまうんだから、身も蓋もないが。
ついでに言うと橋川はギレン・ザビのシンパの一人でもあったりする。
その歪んだ独善さえなかりせば、もっとも適切に厳密に人類の行く末を見定めていた人だと思っている。
「地球連邦の絶対民主制が何を生みました? 官僚の増長と冗舌の世を生み、資源を浪費する大衆を育てただけです」
「人類がただ数を増やすだけでは、人の世の軟弱を生み、それは人を滅ぼします」
「もう、人類は限界を超えましたよ」
彼がニュータイプの存在を信じられる人だったならなぁ、と思う。
その天才が、協調と調和の方向に用いられていたら、彼こそ人類の救世主たり得たかもしれない。
歴史はついに彼を史上最悪の独裁者としてのみ断じる。
とうとう宇宙世紀の終焉まで尾を引くことになった、スペースノイドとアースノイドの融和不能の確執を思えば、それを招いた張本人たるの責任は免れえぬものであろう。
その生涯に一抹の功を見いだすならば、人類の総人口を半減せしめた一年戦争によって、地球の限界を数世紀遅らせたことであろうか。
結局、自然保護運動と、G話と、何だかよく判らない日記になってしまったけど、これだけは言える。
橋川はいつの時でも、
「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
のである。
彼らの言うことはすごく判るんだけど、どうもああいうのはなぁ。
もちろん、ああいうことしてるのは一番極端な人たちだと判るし、地道に誠実に自然保護を説いてる人たちを批判するつもりはないのだが。
パフォーマンスで歴史は変えられんよ。
センセーショナリズムの中に、ことの深刻さをまぎらわせてしまうばかりだし、自分たちの主張を突き詰めた先にあるものを、自らディフォルメして貶めて見せるばかりだ。
地球を救いたいなら、何十年かけてでも、政治家になって社会を動かす人になってみせろ。
……と言いたい。
ところが、やはり「逆シャア」でアムロの言っていた通り、
「どんな高邁な理想も、体制と官僚主義に埋没し、堕落していく。だからインテリは世をはかなんで世捨て人になる」
訳だわな。
チッ、頭の良いやつらってのは。
とりあえず、橋川的に、ああしたアピールより、「Zガンダム」でシャアの言っていたことの方にシンパシーを抱いてしまうのである。
「人が宇宙(そら)に出たのは、地球が人の重さで沈むのを避けるためであった」
「人類は宇宙に自立し、地球を自然のゆりかごの中に返すのでなければ、地球は水の惑星ではなくなるのだ」
「この期に及んで、何故人類同士が争い、地球を汚染しなくてはならないのか!」
ところが、そのシャアもまた、やがて最も過激なテロリストになってしまうんだから、身も蓋もないが。
ついでに言うと橋川はギレン・ザビのシンパの一人でもあったりする。
その歪んだ独善さえなかりせば、もっとも適切に厳密に人類の行く末を見定めていた人だと思っている。
「地球連邦の絶対民主制が何を生みました? 官僚の増長と冗舌の世を生み、資源を浪費する大衆を育てただけです」
「人類がただ数を増やすだけでは、人の世の軟弱を生み、それは人を滅ぼします」
「もう、人類は限界を超えましたよ」
彼がニュータイプの存在を信じられる人だったならなぁ、と思う。
その天才が、協調と調和の方向に用いられていたら、彼こそ人類の救世主たり得たかもしれない。
歴史はついに彼を史上最悪の独裁者としてのみ断じる。
とうとう宇宙世紀の終焉まで尾を引くことになった、スペースノイドとアースノイドの融和不能の確執を思えば、それを招いた張本人たるの責任は免れえぬものであろう。
その生涯に一抹の功を見いだすならば、人類の総人口を半減せしめた一年戦争によって、地球の限界を数世紀遅らせたことであろうか。
結局、自然保護運動と、G話と、何だかよく判らない日記になってしまったけど、これだけは言える。
橋川はいつの時でも、
「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
のである。
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