冬季オリンピック、素直に競技観てた時より、場外乱闘がにぎやかになってきてからの方が、面白くなったなんてのは、不謹慎な態度なのだろうな、きっと。

幾人かの選手たちの無念を思いつつ、やはり一度くだされた判定は、おいそれと覆されるべきではないと、橋川は思う。
審判団が買収されていたなんて、論外のケースはあれとしても。
そうでなかったら、後の選手たちは何を信じて競技して良いか判らないことになるし、「とりあえず提訴しとけ」みたいな風潮にだけはなって欲しくないものだ。

誤審かどうか、当の審判が一番判っているはず。
「私がルールブックだ!」と悪役に徹するくらいのつもりでいて欲しいところ。

「侍ジャイアンツ」が復刻。
同じ梶原一騎のあの「巨人の星」より、(いろいろな意味で)高い評価を受けることもありながら、近年まで読むことの出来なかった「幻の名作」のひとつであったのだ。
リバイバルブームもここまで来たか。

かくいう橋川も、アニメ版の再放送がうっすら記憶にあるくらいで、ちゃんと読むのはこれがまず初めてとなる。
なるほど、これは確かに「巨人の星」以上だ。
野球のルールを明らかに誤解している部分もあるのはご愛敬か、主人公・番場 蛮の、陰性の星と対照的な魅力とか、(自主規制)一歩手前のストーリーつくりとか、え〜と、え〜と、よく言えばすごい破天荒。
もう水島慎司が「野球狂の詩」とか「あぶさん」をやってたのと同じ時期、こういう野球マンガがあったというのは、すごいなぁ。

阪神の助っ人として来日した外国人キャラが、
「なぜラジオで阪神の試合をやってないのだ!」
と激怒するシーンがあるのだが、この状況は今もそう変わってない気がする。

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