あと10日。

2002年1月10日
仕事でちょっと大きめな失敗をやらかして、
「これが飲まずにいられるか!」
な心境。

しかし、
「ひとつの失敗を気に病んで、また別の失敗を犯したら、それこそプロじゃないぞ?」
CLAMPの『東京バビロン』からの引用だが。

CLAMPもこの数年で読者層おおきく変わったよなぁ。
昔、彼女たちの本を成人男子が読んでたら、そりゃあもう、石もて追われたものだが。

いつも時代は橋川に数年おくれてついて来るのだよな。
いや、今はそんなことどうでも良いか。

「やれとれ」(http://www3.yomogi.or.jp/keihashi)の方に、「一月の記念日」(http://www3.yomogi.or.jp/keihashi/memory/2002.01.html)を追加すべく、県立図書館に足を運んで資料に当たる。

よく言われることだが、大相撲史でさけては通れぬ二大争議事件、大正の「三河島事件」と昭和の「春秋園」事件は、ともに一月に起こっているのだった。
当時は一月と五月の年二場所制(ちなみに、「一年を二十日で暮らすいい男」の句はこれに由来する)。
まず、前年の五月場所後の長期休業中に、力士たちも綿密な打ち合わせが可能だった。
次に、新年しょっぱなの春場所(今なら初場所)の直前にことを起こせば、協会側の譲歩を引き出せるだろうという計算があった。
と、そんなところが理由としてあげられている。

後者の「春秋園事件」については、大リーグで例えれば「ブラックソックス事件」なみに、のちの相撲史を左右した事件で、いずれ詳しく触れることもあるかもしれない。
今は、この事件のあおりで窮地に立たされた相撲協会をささえたのが、くりかえし小部屋の悲哀に泣いて番付上冷遇されて来た大関・玉錦(のち32人目横綱)であり、関取の大量脱退で急遽幕内に抜擢された力士たちの中に、のちの35人目横綱、双葉山がいたということに触れるにとどめておく。

そんなしらべもののついでに、面白そうな小説も物色。
最近、小説も自腹では買わなくなってるなぁ。
森 博嗣『墜ちていく僕たち』を借りて来て、読んでいる。
タイトルを
「堕ちていく僕たち」
と一字変えてやるだけで、何やら背徳的なイメージになってしまうが、どうなのだろう。
何だか、
「そうですか、森先生、あなたもついにこっちがわに」
と言いたくなるような出だしなんだけど。

某クイズ番組、というか「ミリ○ネア」で、
「テトリスを開発した国はどこ?」
という問題が出る。
何故か正解は「ロシア」だった。
「ソ連」だろ?

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索