哀悼・木野 薫。

2001年12月23日
考えてもみれば、ずっと戦い続けて来た男だったのかもしれない。
同じ宿命を背負った津上翔一や葦原 涼よりも。
警察官としての使命感に燃える氷川 誠や北條 透よりも。

ある時は医師として。
ある時は「あかつき号」グループのリーダーとして。
ある時はアギトとして。

幾多の病と。
アンノウンたちと。
アギトである自らの運命と。
何よりも、最愛の弟を救えなかった悔恨と。

最期の時、その脳裏をよぎったのは、やはり弟とふたりさまよった雪山での記憶だった。

自分にとって、すべての患者は、あの時助けられなかった弟なのだと言っていた。
志をたくすにたる後継者を見届けてから逝けたのは、幸いだったろうか。


アンノウンのハリを胸に受けた翔一くんを救うべく、
「この場で摘出手術を行う!」
うお! 戦う無免許医師、仮面ライダーBJ(違うって)の本領発揮か!? と感動した後だっただけに、ショックだったともさ。

北條さん、すっかり氷川くんと仲良くなっちゃったなぁ、と思ったり、G3トレーラーにかけつけ、氷川くんのフォローに徹する姿に感動したことなど、この一事で吹っ飛んじゃったよ。

「ガオ」。
ラセツがラスボスと思ってたら、そうでもなかったもよう。
新しいハイネスが登場するのか、それとも案外ヤバイバがその役をつとめたりするのだろうか。

「ここは俺に任せろ!」
とかけつけて、あっさりガオレンジャーたちの二の轍を踏むシルバーにちょっとがっかり。
すっかり6人の中の1人になっちゃって。
ロウキだったころが懐かしいなぁ。

「009」。
フランソワーズがメインの話で萌える。
最後にギルモア博士が理由づけっぽいことを話していたけど、ブラックゴーストが全然からまない話でも良かったかも。

「故郷」という言葉にニヒルな微苦笑をうかべるジェット(アメリカ・スラム街出身)とピュンマ(アフリカ植民地出身)とか、やはり望郷の念こらえきれず、甲板で陸影を眺めるアルベルト(ドイツ出身)とグレート(イギリス出身)に好印象。

しかし、ブラックゴーストも何を基準に00ナンバーサイボーグの試験体を選んだのだろう。

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