それが十二分に予想できていたとしても。

と、ちょっとばかり詩人気取り(?)で、フェイカーの話。
あえて言うならだけど、バスケマンガであること自体が敗因だったようなマンガだった。

前にも書いたかなぁ、正直バスケものとしては多くを期待してなかった。
ジャンプで長期連載になるには(今のジャンプでも)弱いな、と。
スポーツマンガとして(だけ)見た時には、だけど。

ただ、主人公3人の関係、ネットを通じて知り合い、ちょっとずつのウソを抱えながら出会った、その人間関係を、どう描いていってくれるかと、そこのところに割と期待していた。
ジャンプでその路線はかなり厳しいよな、と判っていても、期待していたんだってば。

スポーツ少女マニアを標榜する橋川としては、トモヤと鈴のプレイをもっと描いて欲しかったというのが、偽らざる心境。
で、トモヤの背丈がもう5センチあったらなぁ(そこかよ!)

トータルの評価として、中途半端にスポーツものしちゃった分、むしろマイナス。
リュウノスケやテツのキャラクタ、個人的にけっこうツボだっただけに、惜しいと思う。
前にも書いたか、バスケは完全に小道具か背景と割り切ってしまったほうが良かった作風だった気がする。

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