The Perfect Machine of SNIPE

2001年11月17日
少し前の話題になってしまうのだけど、ビッグコミックで、ゴルゴ13が孤児救済をかくれみのにした臓器密売組織のトップを暗殺する話をやっていた。
ゴルゴにしては珍しいことだと思うんだけど、依頼人からそう頼まれた訳でもないのに、事故に見せかける小細工を弄していて、これはことが孤児問題にからむものだからかなぁ、とふと思った。

ゴルゴの生い立ちについてはいくつか俗説があり、知っての通り真相は今も闇の中である。
が、どの説を採るにせよ、いずれごくあたりまえの家庭で(一般的な意味での)幸せな少年期を過ごした訳では、どうやらないらしい。

彼が珍しく人間味をかいまみせたエピソード、と解釈するべきなのか。

こういうことを書くのは、今日発売のBC増刊の方で、やはり彼が珍しく人間味のあるところを見せていたから。
死に行く孤独な女殺し屋に、
「お前のような(まっとうな幸せを求められない)人間を、俺はもうひとり知っている……」
自分の命を狙った相手に、彼にはあるまじくも優しいことだ。

今週の「コスモス」。
怪獣保護のたてまえは相変わらずでも、ちょっとだけアクションシーンのテンション高し。
これでもうちょいドラマ部の盛りあがりがあれだったらなぁ、と思う。
とりあえず、次回の前後編には期待。

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