今日は何の日。
2001年7月20日7月20日は海の日だそうな、おめでとう。
1969年の月面着陸の日でもあるそうだ、ますますおめでとう。
ちなみに言うと、橋川の20代もとうとう半年をきってしまった。
全然めでたくねぇ。
井上雄彦『リアル』を読む。
これからは「スラムダンクの井上雄彦」でなく、「リアルの井上雄彦」と認識しよう、うん。
障害者ものというのは、ある意味、よほどのヘボ作家ででもないかぎり、まあまあ感動させるものになっ(てしまっ)たりするものだ。
だから、橋川のようなすれた人間は、むしろ敬遠してしまうのだが、そこはさすが井上雄彦、ちゃんと「スポーツもの」になってるのがすごい。
「障害者ではなく、競技者として見て欲しい」
という、パラリンピック出場者の言葉が、いまさらふにおちた。
一方で、障害者(おもに車椅子使用者)やその周辺の「現実」もちゃんととりあげていて、読み方によってはとても「痛い」マンガである。
「楽しければそれで良いじゃん、勝っても負けても、しょせん俺等障害者だろ?」
という意味のセリフが出てくるのだが、これを聞いて、「後ろ向きな弱者の弁」と思うだろうか。
ものすごいマイナス地点からスタートしなくてはいけない障害者が、それでも自分なりに楽しめることを見つけられたって、健常者(あるいは「非障害者」)には及びもつかない前向きさだと思わない?
青春まっただなかって感じから、いきなりその「マイナス地点」に追い落とされるキャラクターも登場する。
その辺の描写、すごく卑怯だと判ってて告白しておくのだけど、正直直視に耐えないものがあった。
「美人の看護婦さんに、あんなことやそんなことまでお世話して欲しいなぁ、イッヒッヒ……」
なんてのは、「非障害者」の甘ったれた願望にすぎないと思い知った。
生々しすぎるよ、あのシーン(泣)。
本当はこういうマンガこそ少年誌で(WJでとは言わないが)やるべきなんだよな。
あらためて、井上先生をつかいこなせなかった某編集部は、大失敗だったと思う。
大相撲名古屋場所は、武蔵丸が栃東に敗れて、魁皇が単独トップ。
序盤でつまらない取りこぼしをすることはあっても、優勝をあらそう中〜終盤には大変な安定感を見せる武蔵を、その終盤に破った栃東、正直言って見直した。
一方の魁皇、これまで千秋楽にもつれての逆転優勝というパターンだったのだが、13日目にして単独トップに立って、あと2日、どんな相撲を見せてくれるものか。
さて。
1969年の月面着陸の日でもあるそうだ、ますますおめでとう。
ちなみに言うと、橋川の20代もとうとう半年をきってしまった。
全然めでたくねぇ。
井上雄彦『リアル』を読む。
これからは「スラムダンクの井上雄彦」でなく、「リアルの井上雄彦」と認識しよう、うん。
障害者ものというのは、ある意味、よほどのヘボ作家ででもないかぎり、まあまあ感動させるものになっ(てしまっ)たりするものだ。
だから、橋川のようなすれた人間は、むしろ敬遠してしまうのだが、そこはさすが井上雄彦、ちゃんと「スポーツもの」になってるのがすごい。
「障害者ではなく、競技者として見て欲しい」
という、パラリンピック出場者の言葉が、いまさらふにおちた。
一方で、障害者(おもに車椅子使用者)やその周辺の「現実」もちゃんととりあげていて、読み方によってはとても「痛い」マンガである。
「楽しければそれで良いじゃん、勝っても負けても、しょせん俺等障害者だろ?」
という意味のセリフが出てくるのだが、これを聞いて、「後ろ向きな弱者の弁」と思うだろうか。
ものすごいマイナス地点からスタートしなくてはいけない障害者が、それでも自分なりに楽しめることを見つけられたって、健常者(あるいは「非障害者」)には及びもつかない前向きさだと思わない?
青春まっただなかって感じから、いきなりその「マイナス地点」に追い落とされるキャラクターも登場する。
その辺の描写、すごく卑怯だと判ってて告白しておくのだけど、正直直視に耐えないものがあった。
「美人の看護婦さんに、あんなことやそんなことまでお世話して欲しいなぁ、イッヒッヒ……」
なんてのは、「非障害者」の甘ったれた願望にすぎないと思い知った。
生々しすぎるよ、あのシーン(泣)。
本当はこういうマンガこそ少年誌で(WJでとは言わないが)やるべきなんだよな。
あらためて、井上先生をつかいこなせなかった某編集部は、大失敗だったと思う。
大相撲名古屋場所は、武蔵丸が栃東に敗れて、魁皇が単独トップ。
序盤でつまらない取りこぼしをすることはあっても、優勝をあらそう中〜終盤には大変な安定感を見せる武蔵を、その終盤に破った栃東、正直言って見直した。
一方の魁皇、これまで千秋楽にもつれての逆転優勝というパターンだったのだが、13日目にして単独トップに立って、あと2日、どんな相撲を見せてくれるものか。
さて。
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