神様、僕は好きな人がいます。
あなたは許してくれなくても。
けして離れたくない人がいます。

というのは、以前書こうとして結局書かなかった、とある恋愛小説の、そのクライマックスの場面での、主人公の独白である。
橋川は読む分にはあっけらかんとしたライトなラブコメが好きなくせ、いざ自分で書こうとすると、やたら背徳的な方向に流れてしまうのだった。

それはさておき、この日記も復活である。
今回の件では、きっと多くのものを失ったはずだけれど、それらと引き替えに確かに得られたものがあるとしたら、自分はやはり書き続けないと生きていられない人間なのだという再確認。
特にこの日記、以前にも長く中断していたことはあったが、その時のように「書けない」のではなく「書かない」でいたこの1週間と少し、こんなにつらいとは思わなかった。

やっと自分の定位置に戻って来られたと、そういう気がする。
今後二度と同じ間違いを犯さない自信はないが、その時にももう逃げない、すくなくとも今回と同じ逃げ方だけはしない。

やはり昔書こうとした小説の主人公の独白に託して、決意の表明に変えたい。

神様、これが僕の好きな人です。
どんなに禁じられても。
どんな罰と引き替えででも。
どうしようもなく、この人を好きです。
ずっと一緒にいたいです。

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