とある人の掲示板で、「アルプスの少女ハイジ」が現代風にアレンジされて、リメイクされるというような話を聞く。

「クララのバカ! いくじなし!」
「ハイジ…… わかったわ、私、クローン再生手術を受ける!」

こんな感じか?(きっと違う)

「あらいぐまラスカル」や「子鹿物語」といったところは、現代を舞台にしたりしたら、とたんに偽善っぽくて鼻持ちならない話になってしまいそうな気がする。
「小公女」や「小公子」も同様。

無人島漂流ものとか、おもしろそうだけど、今時地球のどこに絶海の孤島が残っているだろう。
さりとて、宇宙を舞台にSFアレンジしてみたりすると、とたんに手垢のついたB級作になってしまうのだよな、これが。

「ベルサイユのバラ」を今風にやるなら、背景はソ連邦崩壊か東欧動乱だろうか、と思って、それではどちらかというと、「オルフェウスの窓」だな、と思いなおした。
「キャンディ・キャンディ」を今風にやると、「おたんこナース」になってしまうんだろうか。

名作と呼ばれるものは、時代背景とかも含めて独自の宇宙をもっているから名作なので、それをやたらと現代にもってきたりするものではないよね、結局。

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