橋川は「筆を選ぶ」主義

ちょっとばかりブルーなのは、ずっと愛用して来たペン（赤と黒のボールペンとシャープペンが、1本になった奴）をなくしてしまったから。
長い文章は、パソコンかワープロで済ませてしまうが、ちょっとしたメモとか、直筆でなくちゃいけないものとかは、ずっとこれだった。
すごく手になじんでたのになぁ。

「蒼天航路」で、曹操が連載開始以来最大の危機。
まあ、言ってしまえば、赤壁で曹操が大敗するのは（すくなくとも勝つことはできなかったのは）、歴史的事実なんだが、誰もが知ってる結末を、どうやって読ませてくれるか、が、結局歴史物の眼目であろうよ。

同じモーニングで、「新野球狂の詩」に新キャラ登場、青空晴太（あおぞら・はれた）、ある意味とても水島慎司チックなネーミングで、今後の活躍に期待。
個人的には、これから国立珠美の出番が増えればうれしいな。

有栖川有栖『ジュリエットの悲鳴』を読了。
火村も江神も登場しないのはちと淋しいけど、なかなか読ませる短編集。
「登竜門が多すぎる」は爆笑。
良いなぁ、あんなワープロソフト欲しいなぁ。