あえて言うならば、原作の持ち味というのは、
「乱歩のオマージュを目指しつつ、現代的感覚を棄てきれていない」
という、その微妙なバランスにあると思う。
だから、「宿少」の映画化としては、正直及第点はあげられないなぁ。
個人的に、響子はもっとハードボイルドでなくちゃ、いやだ。
まあ、映画としては楽しめたよ、うん。

しかし、どうでも良いんだけど、ジャニーズはどうしてこう、橋川の好きなものにいちいち関わって来てくれるのかねぇ。
「宿少」でも、「シュート!」でも、春の高校バレーでも。

で、その「宿少」を観た後、少し横になって、タイムレンジャー最終回スペシャルの「スーパー戦隊大集合」を鑑賞。
厳密には、「石ノ森章太郎原作」の「ゴレンジャー」と「ジャッカー」は「ゴレンジャーシリーズ」、「八手三郎原作」の「バトルフィーバー」以降が「スーパー戦隊シリーズ」と分類されるはずだが、まあ、そんなマニアなことは言うまい(笑)。
「おいおい、それ言っちゃおしまいだろ?」というタイムレンジャーたちのツッコミに苦笑しつつも、まあ、楽しめた。
しかし、どうせ画面合成するんだったら、今ならゴレンジャーとタイムレンジャーが握手するシーンくらいつくれるんじゃないかなぁ。

〈フリーセル成績〉
 351勝277敗 勝率56パーセント

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