昨日書いた『タッチ』の名場面だけど、アニメ版ではちょっと変わってたんだよね。

「上杉達也は、世界中の誰よりも、朝倉 南を愛しています」

倒置法を変えただけで、こうも印象違うものかと思った。
言葉というのは難しい生き物だ。
こういう場を得て、(一応は)万人に向けた言葉を発しているはしくれとして、気をつけなくてはいけないとは思う。

やはり昨日の日記で、少女マンガファンであることをカミングアウトしてしまった。
いや、別に隠してた訳でもないけどさ。
だからという訳でもないんだが、不意に昔集めた単行本を読みたくなって、もはや書庫と化している自室を探索、那州雪絵の『ここはグリーンウッド』を引っ張り出してきて、読みふけった。
成田美奈子の『エイリアン通り』と並んで、橋川を「白泉社マニア」にした、ターニングポイント的作品である。
主人公の蓮川一也と、渡辺由樹によって、橋川の男の子の好み(え!?)はほぼ完成したと言って良い。

今日読んだ1〜5巻で好きなのは、5巻収録「愛と青春のぼくたち」より、光流が古沢の恋愛相談に乗る場面、

「しかしなんだろう 女の子ってのはやっぱり おまえとか忍みたいなのがいいもんだろう」
「−おれは先輩ほどのいい男 滅多にいないと思うんですけど
 それがわからない方が見る目がないんですよ」

ところで白泉社マンガ文庫は、那州先生や成田先生、日渡早紀やわかつきめぐみの、「代表作以前」の初期短編も、復刻してくれないものかなぁ。

〈フリーセル成績〉
 93勝73敗 勝率56パーセント

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