どうぞみなさま良いお年を。
英語サイトで見かけた四文字PROOが、

「パワーレンジャー・オペレーションオーバードライブ」

こっちでいう、

「轟轟戦隊ボウケンジャー」の略だと気付くまで、

かなりかかった。
リオより、ゲキレンジャーより、
よっぽどバエに対してツンデレじゃん、
と思った27話。
集中豪雨のことを扱った記事の、

「殺人水害」

をタイトルの様に読み間違えてしまったことは、ここだけの話。
世間的には今「ガンダム」と言ったら、10月放送開始の「ガンダム00」なのだろうけど。

宇宙世紀派な橋川はうっかり「ガンダムエース」連載中の小説作の方にはまってみたりする。

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」

である。

旧西暦から宇宙世紀へ歩を進めようとした時、おこったある事件に端を発して生まれた「ラプラスの箱」なる呪い。

ある者は、「地球連邦を滅ぼすだけの力がある」と言い、別の者は、「本来そうあるはずだった人類の可能性を呼び戻すもの」と言う。

ラプラスの箱とは何か?

月刊連載の小説作品になどはまるものじゃない。

夢にまで出て来たよ。

ラプラスの箱とは何か?
ところで「ライブマン」なんだけど、今現役のスーパー戦隊である「獣拳戦隊ゲキレンジャー」と似てない?

と誰にともなく。

いや両方を知ってる、ライブマンを知ってて今ゲキレンを見てる人がどれくらいいるやらいないやら。
いるのなら、お互い年をとりましたな?

まず3人でスタートの戦隊である。
動物がモチーフである。
敵幹部は危険思想にそまって道をあやまったが、本来は戦隊ヒーローたちと同じ道を歩むはずだった者である。

「友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか?」

は、「ライブマン」の毎回のアバンタイトル。

今なら、

「リオよ、君は何故拳魔に魂を売ったのか?」

って感じ。
ようやっと「ライブマン」を最終話まで見終える。

この昭和最後のスーパー戦隊の悪の首領は、シリーズ通じても珍しい普通の人間である。
自らに若返りの手術を施しているので、完全に生身の人間とは言いきれないまでも。

一瞬たりとは言え、洗脳光線で地球人類の頂点に立った首領でもある。

最後はライブマンに破れ、基地の爆発する音を、腹心のアンドロイドから、

「あれは花火です、人間たちがビアス様をお祝いしているのです」

と言われて、それを信じながら逝く。

自分の心の中では地球支配を達成できたのだから、他の悪の首領たちよりよほど幸福だったというべきか。

ライブマンたちさえ勝利の凱歌をあげることもならず、彼の妄執の前に立ちすくむことしかできなかったのである。
話はいきなり「ライブマン」から3作後の「ジェットマン」に飛ぶ。

戦うトレンディドラマと呼ばれた愛憎劇は、すごく燃えたし、萌えたものである。
当時「萌え」って言葉はなかったはずだけど。

なんだ。

いまうっかり、ブラックコンドル・結城凱を演じた、若松俊秀氏の公式HPをみてしまったら。

息子が先生に自分の父がジェットマンに出演していたともらしてしまって、
「ジェットマンの何色?」
と問い詰められてしまったらしい

みたいな文章を読んでしまった。

ブラックコンドルに小学生になる息子がいて、担任の先生が「ジェットマン」世代、というんだからなぁ。

ブラックコンドル。

意外なことに、スパー戦隊史上唯一のブラックの殉職戦士である。
もっといたような気がしてしまうのは、ドラゴンレンジャーとか、「スーツ色は違う色だけど、キャラクターのイメージ的に黒」な殉職戦士がけっこういたからと、アニメ「ガッチャマン」のコンドルのジョーのイメージが強いこと。

そしてなによりも、このブラックコンドルのイメージが強烈なんだよなぁ。
ひょんなことから、「超獣戦隊ライブマン」を見ている。

「ああ、懐かしいなぁ」と思ってしまったそこのあなた。
お互い年を取りましたな。
何しろ昭和最後の年を戦った戦隊である。

今やっと30話を越して、「ライブマン」と言ったら必ず引き合いに出される、
「新戦士がふたり加わって、3人から5人になった」
あたり。

平成の今でこそ新戦士追加は珍しくもないが、当時としては戦隊シリーズ史上の「事件」だったのである。
いや、その後の戦隊でも一度にふたりの新戦士追加が行われたケースはない。
唯一、「忍風戦隊ハリケンジャー」で、3人の戦隊に「ゴウライジャー」という別の2人の戦隊が協力して戦ったことがあるのがこれに似るだけだ。

さて、後から参加のブラックバイソンと、グリーンサイの両名。

「本来の戦隊メンバーとは別の動機で敵に戦いを挑む」
「そのため登場当初は、本来のメンバーとそりが合わない」
「戦隊メンバーに加わってからも、何かと対立してしまう」

と、その後の追加戦士の雛形を演じてはいる。
DiaryNoteユーザーの方ならご存知の通り、この日記にはサイト外のアクセス元(リンク元)を表示できる機能がある。

橋川の場合、ヤフーなりグーグルなりで単語検索の果ていきついたって人が結構多い。

そういえば昔、そんなことも書いたかなぁ、みたいなことをこれを見て思い出すこともしばしば。

わけても、2年も前に書いた、「ドラえもん」「独裁者スイッチ」の検索が今でも多いのには、さすが国民的ギャグマンガの中の随一のブラック作であるよなぁ、と思ってしまう。
「ハニカミ王子」こと石川遼キュンをめぐる一連の騒動で、誰が可哀想かって遼キュン本人であるよね。

ちゃんとアスリートとして扱ってやれよ、アイドルじゃなしに。

いや、アイドルならアイドルで良いがそれもフェアウェイに立っていてこそ。

ルール違反の盗聴工作などでほじくりだした「アイドルの生の声」など、誰が聞きたがるんだか。

遼キュンめあてで、押し寄せて、

「フェアウェイってどこ?」

とかのたまわってる方々には、「ダンドー」でも読んどくのお勧め。

まぁ、ゴルフの基本的なとこは判るはずだし(後半になると、「テニスの王子様」ばりに必殺ショットの応酬になるのはご愛嬌)、萌えるだけなら遼キュンの3割ましの萌えキャラがここにいる。

案外三次元ゴルファーなんかどうでもよくなっちゃうかもよ?
ハンカチ王子とハニカミ王子だったら、ハニカミきゅんの攻めだと思うのよ。

その心は「穴に入れるのはゴルファーが専門でしょ?」ってことで。

まぁ、お下品。
芸能界音痴の橋川でも、ZARDと聞けば、

♪負けないで もう少し

と出て来てしまう。

坂井泉水さんのご冥福をお祈りいたします。
14年前になるのか、曙が外国出身ではじめて横綱に昇進した時、

「300人からの外国出身力士が初土俵を踏み、
 その中から今はじめて横綱にまでなる者が、
 やっとたったひとり出た、というだけ。
 国技が外国にのっとられるなんてことはありえない」

といった主張があった。

14年たってこの体たらくかよ、と思う。
来場所では、東西の最高位にモンゴル出身力士が並ぶ。

まぁ、それはさておき、白鵬は素直によくやった。
全勝で文句を言わせずという形を望んだら、
まさにその通りにやってのけてくれた。
22歳6ヶ月は、「史上最年少男」と言われた
貴乃花より1ヶ月若い。

新弟子時、「やせすぎ」として一度は入門を断られた男の
今のこの姿を誰が予想しただろう。

あとはあれだ。
大関までは許された、褒められたことが、
横綱になったら一片槍玉にあげられたりするもので、
生真面目な性格らしいし、自分をしっかりもって、
長命横綱を期待したい。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/golf/53740/

いまさらだけど、この石川遼くん、時がめぐりあうならば、「実写版ライジングインパクト」だか、「リアル星の昴」だか、「3次元ダンドー」だか言われてたと思うの。

何だよ「ハニカミ王子」って。
何があったんだおい!?

と言いたくもなる、横綱朝青龍が千代大海に続いて、もうひとりのロートル大関にまさかの土。

千代もそうだったが、魁皇にしてもこれしかないっていう上手出し投げ。
もうひとりの日本人大関、栃東の引退に感じるものがあったのか、どうなのか。
結果的に、もうひとりのモンゴル人横綱誕生を好フォローしてしまってもいるわけだけど。

さて、白鵬。

まず、連覇と横綱は95パーセント決まりだろうけど、このままじゃあんまり、朝青龍が勝手にこけてくれた、というイメージが強い。
その昔、貴乃花が横綱昇進を決めた時がやはりそうだったね。
全勝をひたはしる貴乃花に対して休場明けでもあって、ライバル曙が早々に優勝争いから脱落。
この時の曙はしかし千秋楽まで男らしかった。
全勝までは許すまじと貴を猛烈に突きたて、最後は逆転の上手投げに敗れはしたものの、曙貴の名勝負と言ったら必ず引き合いに出される熱戦を演じた。

朝青龍にも、この時の曙くらいの意地を期待したい。
空気を読んだのか読んでないのか、大関千代大海が在位最長記録に花を添えるGJ。
朝青龍に2敗目をつける速攻の突き出し。
何でいつもその相撲が取れないんだ、とも思うが、昨日できたことが明日もできるとは限らない、瞬間の格闘技相撲の、それが面白さ。

かくて全勝白鵬の優勝と横綱はほぼ80パーセント決まり。
あとはどこからも文句のつかないようにゴールテープをどう切るかじゃろうのう。
朝青龍一敗。
花道に落ちてた座布団を蹴ったの蹴らないので、また批判されているようだけど、そもそも座布団を投げる方がマナー違反なのだからねぇ。
土俵の上でどうこうしたのならともかく、花道を引き上げていく途中、ふと自分の敗戦を喜んで投げ込まれた座布団に八つ当たりするくらい(本当はそれだってやめて欲しいが)、この横綱にしては可愛いほうではなかろか。

さて全勝は白鵬ただひとり。
日本人大関ふたりが勝ち越しを決めて、なんだかご苦労様な雰囲気な一方、モンゴル力士が綱とりへ向けて快調であるのは、いろいろ象徴的ではあるが。
全勝なら当然文句なし、朝青龍だけに負けて14勝とか、彼を斃して13勝ってところが目安かのぉ。
昨日の日記で千代大海の大関として100休は前人未到と書いた。

ところがちゃんと調べてみたら、今場所引退した栃東の118休の方が上だった。

ごめんよ、栃東。
大関在位の長い人ばかり見てたもんだからさぁ。
栃東の在位31場所だってけして短くはないものだけど。

さて、栃東の大関在位中成績は、春場所終了時点で207勝125敗118休、これに引退場所となった今場所の15休をくわえてみると133休、これはどうだ。

大関在位中、実際土俵にあがって敗れた回数(不戦敗も含む)より、休場回数の方が多かった大関ということになってしまう。

大昔の「看板大関」ならいざ知らず昭和以降にそんな大関が他にいたかと言えば、いた。
大関4場所のスピード通過だった曙(36勝9敗15休)である。
他に大関2場所を24戦全勝で通過した双葉山も、実際に土俵にあがって敗れた回数がイコール休場数だった大関とはいえる。

ありがとう、栃東。
さようなら、栃東。
まぶしい君の雄姿を僕らは忘れない。
1敗はしたものの、どうやら好調の大関千代大海。
どうやらカドバン脱出はいけそうなので、あれだ。
来場所には初代貴ノ花を抜いて、51場所の大関在位記録をつくることになる。

記録をひもといてみると、大関在位中勝ち星では、貴ノ花がやはり最多で422勝。千代大海が3月終了時点で407勝、とのこと。
7日目終わって413勝か。
今場所をどうにか9勝か10勝すれば、来場所には、二重に記録更新となる?

まぁ、「横綱になれなかった奴」の記録なわけで、あまり威張れたものでもないが。

実は、この千代大海大関在位中成績では、前人未踏の大記録をすでに達成している。
在位中休場数100回、である。

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